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でぶ書家 “漢雲” のサイトです。

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コンセプトconcept

"自分" と向き合って…

店内イメージ

 「まだ若い!」と思って生きつつ、気が付けばもはや "オジさん" の領域に入りました。同級生も亡くなる人が出てきて、だんだん僕自身の未来からも "夢・希望" がみるみる減っていき、そしてカラダも遂に心臓病や狭心症に罹り始め、「僕は一体、今までどこに向かっていたのだろう…。」って考えるようになり…。
 ネガティブには考えたくないのですが、これも初老の症状なのかもしれません。

   でも、せっかく生きてるんだもん、
   何か頑張らないと!

 でも僕には何の取り柄もありません。学生時代に音楽や美術に興味があっても、その専門的な学校に通ったことも無いですし、僕がこれからやっていくことはきっと誰もがみんなやり尽していて、僕なんか何の影響力にもならないかも…ということも知っています。
 そう思うだけで、涙が出てきます。
せめて、僕が今まで生きてきて感じたことを素直に表現できれば…って思いが募り、作品として出力したい…と現在に至ってます。


"道理" というもの…

 コップの水を傾けるとどうしても下に注がれます。いくら気持ちを込めて「上に流れろ!」と念じても残念ながら下に落ちていきます。天気・健康・心理なども「今は何がどうなっているかは解らないけど、何だかそこに "法則性" のようなモノがあるのかも…」と思います。
 もちろん、研究によって解明されていることは多いのですが、さて、自身の生活にきちんと活かされているんだろうか…というと自身を持って「ハイ!」と答えられない僕が存在しています。

   どうして早く気が付かなかったんだろう…。

…と言っても、今でもなお気が付いてないこともとてつもなくたくさんあると思います。
でも、その "道理" の中には綺麗なことだけでなく、ひょっとすると一般的に「知りたくなかったモノ」や「そう思っちゃダメだ!」ということもあるかもしれません。僕も「臭い物に蓋」をしたばかりに、本来は向かい合わないとイケないことから目を背け失敗したこともたくさんありました。
 僕自身に作品を通して "事実" を突き付けて反省しつつ、みなさんにもご紹介できれば…と思ってます。

 

"字" が大好きで…

 偉大なる芸術家のみなさんは、絵画や彫刻などありとあらゆる表現方法で世の中へ発信しています。僕もその作品に接し作者さんの心の中を覗いてみる…ということがとても刺激になります。
 …ちなみに僕は小さい頃から "字" が大好きでして、毛筆だけでなく硬筆やフォントなども…。
 今まで僕は公務員・アルバイト・自営業などやってきて、今になって大好きな芸術をもう一度チャレンジしてみようと感じました。

 日本の片隅で生きる "オジさん" の戯言として、ご覧いただけるだけで光栄に思います…。


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info.情報

末永漢雲

東京都清瀬市在住。
施術屋を経営しつつ、
書家の道を歩む。